脳梗塞リハビリステーション滋賀

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 ブログ

2025.09.12

「“トイレだけは自分でしたい”──その願いに寄り添うリハビリ」

滋賀県守山市にあります自費リハビリ施設「脳梗塞リハビリステーション滋賀」の小林です。

 

「トイレだけは自分でしたい」
ご利用者様のその強い願いから、リハ滋賀での体験が始まりました。

ご利用者様は脳卒中のあと、デイサービスに通っておられました。

しかし、数年たつと麻痺側の足の内反が強くなり、立つときに介助が必要になる場面が増えていました。
ご利用者様にとっても、ご家族様にとっても、大きな不安が広がっていきました。

 

そこでご家族様がケアマネジャーさんに相談したところ、「リハ滋賀で体験してみては」とご紹介いただきました。

 

3回の体験リハビリを受けられた結果、麻痺側の足の内反が軽くなり、立ち上がりが少し楽に。
そして一番の変化は、外出を嫌がっていたご利用者様が、「リハ滋賀なら行くよ」と前向きになってくださったことです。

 

その後も継続して通っていただきました。
「トイレが楽になった」と笑顔で話してくださるご利用者様。
ご家族様も「自分で行こうとする姿を見られるのが何より安心」と、とても喜んでくださいました。

 

身体の変化だけでなく、心の前向きさや生活の安心が広がっていくこと。
それこそが、私たちが大切にしているリハビリの力です。

 

不安があるのは自然なこと。
でも、その不安を一緒に分かち合いながら、少しずつ“できること”を増やしていけたら──。
私たちは、これからもご利用者様とご家族様に寄り添い続けます。

 

まずは3回の体験リハビリから、安心を実感してみませんか?
お気軽にご相談ください。

2025.09.11

「できないと思っていたことができた――脳出血後リハビリで芽生えた希望」

滋賀県守山市にあります自費リハビリ施設「脳梗塞リハビリステーション滋賀」の小林です。

 

今回はご自分の想像をこえた「できないと思っていたことができた」方のお話をご紹介いたします。

 

■脳出血後の生活、「歩くのがやっと」から始まった体験リハビリ

脳出血での入院生活を経て、リハビリ病院を退院されたばかりの方が体験に来られました。
「歩くのがやっと。今より歩けるようになりたい」と話されていました。

普段は装具と4点杖を頼りに歩行されており、ご本人様もご家族様も「寝る時やお風呂以外に装具を外すなんて考えたこともなかった」と振り返ります。

 

■浮腫をとり、足裏の感覚を引き出す――専門的アプローチ

体験の際、麻痺側の足には浮腫があり、足の感覚がつかみにくい状態でした。
まずは浮腫をとることで、足裏の感覚(メカノレセプター)が働きやすい状態を整えます。

 

次に、リハビリベッドの高さを少し高めに調整。
非麻痺側の手で体を引っ張って立つのではなく、両足にしっかり体重をのせて立ち上がることをめざしました。
そうすることで、「手で引っ張らなくても立てる」という経験を重ね、体がその動きを学習できるよう工夫しました。

 

さらに、麻痺側の足に体重がのるように誘導し、大腿四頭筋や大殿筋の働きをアシスト。怖さを感じないように横につきながら支援しました。

繰り返すうちに、ご本人から「なんとなく麻痺している足を感じる」との言葉が。
立ち上がった後には足裏に意識を向けてもらうことで、支えていた筋肉のスイッチが入りました。

 

■「できるなんて思わなかった」――装具なしでの立ち上がりに感動

こうした工夫の積み重ねにより、装具を使わずに数回の立ち上がりに成功。
その瞬間、ご本人様からは「できるなんて思わなかった」と驚きと喜びの声がこぼれました。

ご家族様も

「いつもはいい方の手でひっぱって立っていた」

「それが当たり前だと思っていたけど、ひっぱらなくても立てるんだ」と驚かれていました。

 

■4点杖からノルディックスティックへ、歩行の変化を実感

帰宅時には、いつも4点杖を頼っていた歩行が、ノルディックスティックで可能に。
「いつもは杖にもたれるように歩いていたのに、今は違う」と、ご家族様も大きな喜びを見せてくださいました。

 

■小さな一歩が大きな希望に――脳卒中リハビリの可能性

麻痺によって感じにくかった足に、少しずつ体重がのり「なんとなくわかる」という感覚が芽生えた瞬間。
それは「立てた」という事実以上に、これからのリハビリへの希望を広げる大きな一歩となりました。

「できないと思っていたことができた」
その体験を重ねることが、前へ進む力になります。

 

体験リハビリは、その第一歩を実感していただける機会です。
ご相談だけでも構いません。どうぞ安心してお声がけください。

 

2025.09.05

笑顔が広がり、新しいご縁へ

滋賀県守山市にあります自費リハビリ施設「脳梗塞リハビリステーション滋賀」の小林です。

 

「主人の幸せそうな顔を見た友人が、『良いリハビリに通っているのだなぁ』と感じてくださり、体験のお問い合わせをしたいと話してくれました。リハ滋賀にめぐり合わせていただいたことを、家族皆で心から感謝しています。」

 

先日、ご利用者さまのご家族様から、このような言葉をいただきました。
ご利用者様がリハビリに取り組まれる中で見せる笑顔や変化が、ご家族様を安心させ、さらにご友人にまで伝わり、新しいご縁につながったことをとても嬉しく思います。

 

■リハ滋賀のリハビリとは

脳梗塞の後遺症に悩まれる方の多くは、退院後に「十分なリハビリが受けられない」「もっと生活に直結する練習がしたい」と感じておられます。

リハ滋賀では、

・マンツーマンでじっくり行う鍼灸と個別リハビリ

・歩く・手を使う・外に出るなど、生活につながる練習

・自費リハだからこそできる、十分な時間をかけた取り組み

を大切にしています。

 

そして何よりも、決まった形のリハビリではなく、その方のお声や体の調子を聞きながら、“その人らしさ”に合わせたリハビリを一緒に作っていくことを大事にしています。

 

■笑顔を大切に

今回の出来事は、私たちが大切にしている「あいむのパーパス」

『わたしたちは、ケアをつうじて、暮らしを豊かにし、世の中を笑顔にします』

を体現するものでした。
ご利用者様の笑顔がご家族様に伝わり、さらに地域やご友人へと広がっていく――その循環こそ、リハビリの力だと感じています。

 

■体験リハビリのご案内

「一度体験してみたい」「もっと詳しく話を聞きたい」という方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
リハ滋賀は、一人ひとりの声や体に寄り添ったリハビリを通じて、安心と希望を育んでまいります。

2025.09.02

片道1時間半の学びと、ご利用者様の“筋肉が目覚めた”瞬間

滋賀県守山市の自費リハビリ施設「脳梗塞リハビリステーション滋賀」の小林です。

先日、猛暑のなか片道1時間半かけて、大阪で開催された勉強会に参加しました。

講師は土井鋭二郎先生。テーマは「higher reach の動作分析と治療」です。

 

■動作分析で学んだこと

動作分析は「難しい」「苦手」と感じる方も多い分野です。今回の学びでは、まず事例動画を見て「ぱっと感じた違和感」を大切にすることから始まりました。

違和感をただの感覚で終わらせず、事実に落とし込む。

なぜそうなるのか?効率的な運動と何が違うのか?を考える。

仮説を立て、それに基づいて治療を組み立てる。

小さな違和感こそ、問題に近づく入口になるのだと実感しました。

 

■個別性を大事にするハンドリング

ハンドリングの実技では「ハウツー」ではなく、その人の個別性を考えて実践することを学びました。

下腿三頭筋(ふくらはぎの筋肉)を扱ったときのこと。どうしても上手くいかず、詳しく聞いてみると「膝の痛み」が隠れていました。思い込みや決めつけで進めず、相手の声をきちんと聞くことの大切さを改めて学びました。

 

■学びを臨床で活かす

この学びは、翌日のリハビリですぐに役立ちました。

ご利用者様は、麻痺側の股関節の前側に痛みを感じておられました。特に「座って靴下をはくとき」に痛みが出るとのこと。
お話をうかがいながら細かく評価していくと、最近の暑さで外出が減り、座っている時間が長くなっていたことがわかりました。その影響で姿勢は円背が強まり、コアが働きにくい状態に。さらに腰や股関節周囲の筋肉のかたさも見られました。

そこでまず、かたい筋肉の粘弾性を改善し、円背の修正に取り組みました。
その後、壁を使った立位でコアコントロールの練習を行ったとき、ご利用者様から
「怠けていた筋肉が目覚めるような感覚がある」
とおっしゃっていただけました。

リハビリ後には、靴下をはくときに出ていた痛みが消えており、とても喜ばれていました。

 

■おわりに

勉強会での学びは、知識にとどまらず、ご利用者様の変化に直結しました。

脳卒中後遺症でお悩みの方、そのご家族様へ。

当施設のリハビリはマニュアルではなく、一人ひとりの声や体のサインを大切にしています。

気になることがある時は、どうぞ小さな気づきも遠慮なく私たちにご相談くださいませ。

これからも学びを臨床につなげ、一人ひとりに寄り添ったリハビリを続けていきます。

2025.08.27

まだ変われる――体験で気づいた驚きの瞬間

滋賀県守山市にあります自費リハビリサービス「脳梗塞リハビリステーション滋賀」の小林です。

 

現在8月31日申し込み締め切りの「移転記念キャンペーン」を実施しています。

本日は、体験に来られた方の喜びのご様子をお伝えさせていただきます。

 

「もう、この手は動かない。」
そう思い込んでいた方が体験にお越しになりました。

麻痺側の手はむくみが強く、指もほとんど動かない。
“何にも感じない手”だとあきらめていたのです。

 

ところが体験リハビリで、浮腫みを軽減させ、指を1本ずつタオルでこすられると――
「え?感じる…?」と驚きの声。

さらに、むくみが減ると指が少しずつ動かせるようになり、
最後にはなんと、ペットボトルをギュッと握れました。

その瞬間、目を丸くして「どういうこと?!」と驚き、
すぐに笑顔がこぼれました。

 

そして帰り際に一言。
「もっと早く体験すればよかった。」

「動かない。」と思っていた手に、確かな変化。
それは“まだ変われる”という希望の始まりでした。

 

もし、あなたの手や足にこんな変化が起きたら、どう感じますか?
たった1回の体験でも、思い込みがくつがえる瞬間があります。

体験だけでも申込可能。無理な勧誘もありません。
安心して「試すだけ」から始められます。

🟥 8月31日(土)まで 体験キャンペーン申込み締切
残りわずかです。

👉 今が一番行動しやすいタイミングです。
お問合せォームまたはお電話からお申し込みください。

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お問い合せはお電話でも承っております。
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