脳梗塞リハビリステーション滋賀

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 ブログ

2025.08.07

脳卒中後、忘れていたマヒの手を思い出した

滋賀県守山市にあります自費リハビリ施設「脳梗塞リハビリステーション滋賀」の小林です。

「正直、だますような形で連れてきたんです。」

体験当日、ご家族様は少し困ったように、でも正直な思いを打ち明けてくださいました。

ご本人様は、脳卒中の後遺症で片麻痺があり、日々の生活も大変な中、リハビリに対して前向きな気持ちにはなれていなかったそうです。

でも、リハビリの体験で関わったスタッフとのやりとりや、初めて聞くような話の中に、何かが残ったようでした。

 

■少しずつ変わってきた、日々の中で

その日を境に、生活の中で少しずつ変化が見られはじめたといいます。

「食事のことも、自分なりに気をつけてみたり、
あまり言わないけど、何か気持ちの面で変わったような気がするんです」

とご家族様。

家に帰ると、そっとマヒしている手を動かしてみる。
これまであまり使おうとしなかった手を、自分から“もぞもぞ”と動かそうとする姿があったそうです。

 

■その変化を話すご家族様の表情が、すべてを物語っていました

話してくださるご家族様の表情は、少し驚いたようでもあり、
どこかホッとしたような、うれしそうな笑顔でした。

「手を使うことを、思い出しているのかもしれません。」
と、そっとつぶやかれたその言葉が、忘れられません。

 

■リハビリは、ただの「訓練」ではないと教えてくれた

リハビリの方法や技術ももちろん大切です。
でもそれ以上に、ご本人の気持ちが動く瞬間が、
本当の“回復”につながるのではないかと、私たちは思います。

「前に進んでもいいかもしれない」
その小さな気づきが、手を動かすという行動につながり、
暮らしの中で少しずつ形になっていく──

このエピソードは、それを私たちに教えてくれました。

 

■もし、いま「一歩目」が踏み出せずにいるなら…

ご本人様が乗り気でないとき、
リハビリを始めることそのものが、ハードルに感じることもあります。

でも、最初の一歩は「気づき」や「感情」からでもいい。
私たちは、そんな「心が動くリハビリ」を大切にしています。

 

「あの時、体験だけでも来てみてよかった」
そんなお声をたくさんいただいています。

ぜひ、ご本人様が安心して踏み出せるように。
ご家族様の「どうしたらいいのか分からない」というお気持ちにも、丁寧に寄り添います。

 

まずはお気軽にご相談ください。

🟡 移転記念体験リハビリキャンペーン
🟡 先着8名様限定/8月31日(土)まで受付→残り5名様
🟡 ご相談・体験だけでも大歓迎です。無理な勧誘は一切ありません。

▶ ご予約・お問い合わせは
【ホームページの問い合わせフォーム】または【お電話】にてどうぞ
📞 077-514‐2255受付時間:9:00〜18:00/月~金)

 

2025.08.01

「迷っていたけど、来てよかった」──杖なしで歩けた日の、あの笑顔

滋賀県守山市の自費リハビリ施設「脳梗塞リハビリステーション滋賀」の小林です。

「やれば、自分にかえってくる。」

そんなふうに話してくださったのは、昨年12月から脳梗塞後のリハビリで当施設をご利用中の方。
約半年の取り組みを経て、7月24日、「杖を使わずに歩けた」あの日のことを、笑顔で語ってくださいました。

 

■ リハビリに迷っていた日々

ご利用者様は、オンラインリハビリや自主トレーニングを継続されていましたが、思うような成果が得られずに悩んでおられました。
「これで合っているのかな」「このまま続けてもよくならないのでは?」という不安。
それでも、「自分の体のことをもっと知りたい」という強い思いがありました。

そんなとき、ご友人から「ものは試しに行ってみたら?」と背中を押され、リハ滋賀の体験リハビリに来てくださいました。

 

■ 「道ができた感じがした」──体験からの一歩

初回体験後のご利用者様からの言葉が印象的でした。

「自分ひとりでは何をしたらよいかわからなかったけど、
ここでは、何をしたらいいのかをきちんと説明してくれて、
やることが見えた。道ができた感じがしたんです。」

この実感が、継続への第一歩に。
鍼灸とリハビリを組み合わせ、からだの状態を丁寧に説明しながら、一つひとつの課題に寄り添っていきました。

 

■ がんばる姿勢が、からだと心を変えていく

ご利用者様は、施設でのリハビリに加えて、ご自宅でも自主練習に励んでおられました。
リハビリの内容を理解しながら取り組むことで、「ただ通う」から「自分でつかみに行く」リハビリへ。

そうした積み重ねが、歩き方や姿勢、そして「自信」まで変えていったのだと思います。

 

■ 「杖なしで歩けた」その瞬間の笑顔

先日、施設からお帰りになる際に、ご利用者様はこう話してくださいました。

「歩くのが本当に楽でスムーズになったんです。
杖を使わずに歩けるのが、本当にうれしい。」

そのときの笑顔が、私たちの心にも残っています。

 

■ 次の目標は「行って楽しめる体」へ

いま、ご利用者様の目標は「歩いて行ける」からさらに進んで、
「買い物やお出かけを楽しめる体」になること。

“行くこと”がゴールではなく、“楽しめること”が当たり前になるように。
その日常のためのリハビリは、もう始まっています。

 

■ 迷っている方へ──まずは「試してみる」から

ご利用者様も、最初は迷っていました。
でも、ご友人の一言に背中を押され、「まず体験だけでも」と来てくださったのです。

「本当に来てよかったと、心から思っています。
やれば、自分にかえってくる。そう感じられる場所でした。」

迷っている方の一歩を、私たちは全力で支えます。

 

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その一歩を、あなたもぜひ。

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【ホームページの問い合わせフォーム】または【お電話】にてどうぞ
📞 077-514‐2255受付時間:9:00〜18:00/月~金)

2025.07.29

移転記念・体験リハビリキャンペーンのお知らせ

滋賀県守山市にあります自費リハビリ施設「脳梗塞リハビリステーション滋賀」の小林です。

 

もっと早く知っていれば…」その声に応えたくて。

リハビリのお問い合わせやカウンセリングの際、
これまで本当に多くの方から、こんな声をいただいてきました。

もっと早く知っていれば…」「もっと早く通いたかった」

 

そのたびに、私たちも胸がぎゅっとなりました。
リハビリが必要なタイミングに、必要な情報が届いていない。
その現実を何度も痛感してきました。

 

今回、移転を機に「体験リハビリキャンペーン」を実施します。

リハビリステーション滋賀は、2025年7月21日より守山市内の新しい場所へ移転いたしました。
それを機に、もっと多くの方に「リハ滋賀」のリハビリを知っていただきたく、期間限定の体験リハビリキャンペーンを実施いたします。

 

🔶キャンペーン詳細

【内容】120分×4回の集中リハビリ体験

【費用】11,000円(税込)※通常より約25%お得

【特典】継続される方には1回分プレゼント

【期間】2025年8月31日

【人数】先着8名様限定→残り先着5名様

 

🔶対象となる方

脳梗塞・脳出血などの後遺症で、日常生活にお困りの方

整形疾患(人工関節・骨折後など)でのリハビリをご希望の方

「病院でのリハビリが終了したけれど、まだ不安がある」方

ご家族のリハビリ先を探している方

 

🔶ご利用者さまの声

「もう、“動かない”と思っていた手が、“動きそう”って感じたんです。」
─ 60代・男性(脳梗塞後)

 

🔶体験リハビリ後のことが心配な方へ

「体験してみたら、無理に勧誘されないかな…?」
そんなご心配もあるかもしれません。

私たちは、体験された方の気持ちや状況を大切にしています。
体験後に無理に継続をおすすめすることはありません。

実際、体験された方の約70%が「納得した上で」継続を選ばれています。
合う・合わないも含めて、ご自身で判断していただける環境を大切にしています。

 

🔶お申し込み方法

お申し込み・お問い合わせは、以下のいずれかからお気軽にどうぞ。

📞 お電話:077−514−2255

🌐 ホームページ:お申し込みフォームより

 

「“できない”が“できそう”に変わる」体験を

「もう無理だと思っていた」「この手は一生このままだと諦めていた」
そんな方が、ある日ぽつりと、

「動きそうって、感じた」

そう語ってくださった瞬間、私たちもまた、心を大きく動かされました。

“できない”が“できそう”に変わる体験を、あなたにも。
まずは、体験リハビリという一歩から始めてみませんか?

 

ご不明な点やご相談も、お気軽にどうぞ。
あなたにとって、最適なリハビリの形を一緒に見つけていければと思っています。

2025.07.10

「今日は記念日やね」 〜この場所で迎えた、麻痺していた右手が動いた日~

滋賀県守山市にあります自費リハビリ施設「脳梗塞リハビリステーション滋賀」の小林です。

 

「脳梗塞で手が動かなくなったけれど、いいほうの手で全部できるから大丈夫。」
そんなふうに話される方と、私たちはこれまでにたくさん出会ってきました。

 

でも実は「動かなくなった手でまたできるようになること」を、心のどこかで、そっと忘れてしまっているのかもしれません。

 

今回は、あるご利用者さまとの“記念日”のようなリハビリの時間を紹介します。

 

「ここでのリハビリ、今日で最後やね。」
そう言いながら、静かに来られたご利用者さま。
約1年間ともに過ごしてきたこの場所での、今日は最後のリハビリの日でした。

 

初めてお会いしたとき、麻痺側の右手や腕には、ほとんど感覚がなく、「動かないけど、左手で全部できるから別にいい。」
と、穏やかに話されていました。

 

そのとき、私は少し考えてから、こうお聞きしました。

「ご病気される前、顔を洗ったり、ご飯食べたりするとき…両手でされてましたよね?」

一瞬、驚いたような表情を浮かべて、「……あ、ほんまや。忘れてた。」
と、静かにこぼされたその言葉が、今でも心に残っています。

 

“できないことを受け入れていた”というより、
“できていた日々”を忘れていただけだったのかもしれません。

 

そして今日。
この場所での最後のリハビリでは、麺棒と粘土を使って、お菓子作りに見立てた両手動作の練習をしました。

「昔、家族でクッキー焼いたよ。」
と笑いながら、最初はハンズオンで一緒に両手で粘土をのばしていていきました。

何回か繰り返し後、ふとした瞬間に、右腕が、すっとご利用者様の力で動いたのです。

「え…動いた?」
「ほんとに、うごいた…!」

私も驚いて、言葉を失ってしまいました。

 

帰り際、その方がぽつりとつぶやいたひとこと。

「今日は記念日やね。いろんな記念日やね。」

右手ともう一度出会えた日。
“できていた自分”を思い出した日。
そして、この場所で過ごす、最後のリハビリの日。

私にとっても、今日は忘れられない記念日になりました。

 

この場所で過ごす時間が、少しでも“その人らしい一歩”につながるように…

私たちは、これからも新しい場所で、変わらず寄り添い続けます。

 

リハビリのご相談・体験をご希望の方は、お電話やホームページのお問合せフォームからどうぞお気軽にご連絡ください。

2025.07.09

【脳梗塞のリハビリ後】「一人で外を歩くのは無理」と言われた方が、日焼けで真っ黒になっていた。

滋賀県守山市にあります自費リハビリ施設「脳梗塞リハビリステーション滋賀」の小林です。

 

今朝の通勤の道すがら。

強い日差しにじわりと汗が滲み、ふとあの方のことを思い出しました。

 

脳梗塞で「一人で外を歩くのは無理」と言われ、退院後のリハビリ生活。

電車に乗る練習を一緒にした、あの方。

外歩きの練習を続けていて、日焼けでまっくろになっていたことは、今でも鮮明に覚えてます。

 

暑い中来所したとき、「暑いから短パンで歩いてるんです」と笑われました。
装具をとった足には、装具のかたちがくっきりと、日焼けあとがついていました。

それを見たとき、思わずびっくりしてしまいましたが、私はちょっと感動したことを覚えています。

どんなに暑くても、汗をかいても、焼けても、
それでも「歩く」を続けていることを。
リハ滋賀だけではない”リハビリの時間”は続いているんだなと、改めて思いました。

 

自分で選んだリハビリの延長線上にある暮らし。

私たちができることは、限られているかもしれません。
でも、心の中で「やってみたい」が続いてくれるなら、
それはきっと、リハビリの延長線上にあるもの。

施設を卒業したあとも、ご本人の歩く日々のなかに、
“あの時のリハビリ”がそっと残っていたら私たちはうれしいです。

 

退院後の歩行練習や自費リハビリをご検討の方へ

「もう歩けないかも」「外に出るのが怖い」
そんな気持ちを、わたしたちは丁寧に受けとめながら、
自分の力で“もう一度やってみたい”を支えています。

退院後の歩行のリハビリや、自費リハビリをご検討の方は、ぜひお気軽にお問合せくださいませ。

お問い合せはお電話でも承っております。
下記の電話番号までお気軽にお問い合わせください。

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