脳梗塞リハビリステーション滋賀

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 ブログ

2026.02.13

なぜ、6割以上の方が続いているのか。

いつもブログを読んでくださりありがとうございます。

 

お問合せでこのようなご質問がございます。

「すごく良くなっているから、続けているんですよね。」
また、
「特別な方だけが続いているのでは?」
と思われることもあります。

 

けれど、実は少し違います。
リハ滋賀では、体験後およそ6割以上の方が継続されています。
多くの方が6ヶ月以上通われ、中には2019年の開設当初から通われている方もいらっしゃいます。
しかし、毎回劇的な改善が起きているわけではありません

 

■続いている理由は、もっと静かなものです。

「少しずつ、でも確かによくなっていると感じられる。」
「ここに来ているおかげで、体の調子が整い、仕事も続けられている。」
「このまま悪くなるのが怖かった。」
そんな声を、よくいただきます。

 

劇的な変化でも、大きな奇跡でもありません。
けれど、
“安心できる時間”があること。
それが、続いている理由なのかもしれません。

 

■自費リハビリは、安いものではありません。

だからこそ、
・今の暮らしを、これからも自分の力で続けたい
・大切な人と安心して過ごしたい
・今ある力を活かしながら、さらに広げていきたい
そう思った方が、選ばれています。

 

私たちが提供しているのは、
“特別な奇跡”ではありません。
“今を確認できる時間”
そして
“未来を整えていく時間”です。
大きく変わるためだけではなく、
今ある力を確かめ、これからも続けていくために。
安心して日々を重ねていくために。
それが、続いている理由なのかもしれません。

 

■もし今、少しでも不安があるなら

体験プログラムで、今のからだの状態を一緒に確認してみませんか。
その場で決める必要はありません。
無理に継続をすすめることもありません。

 

まずは「知る」ことから。
迷っている今が、いちばん動きやすい時期かもしれません。
事前にご質問だけでも大丈夫です。
ホームページのお問い合わせフォームやお電話で、お気軽にご連絡ください。

2026.02.10

片手でできている。でも、よくなりたい。

いつもブログを読んでくださりありがとうございます。

 

■とまどう瞬間から始まること

リハビリの場では、ときどき、ご利用者様のお話に
少しとまどう瞬間があります。

それは、その方なりに、一生懸命に生活するために
選んできた言葉なのかもしれません。

 

■「よくなりたい」と「大丈夫」が同時にあるとき

以前、ご利用者様が
「麻痺側の手や腕がよくなりたい」
そう話されていました。

でも、困っていることをお聞きすると、
「片手でなんでもできているから大丈夫です」
と答えられました。

 

正直に言うと、私は少し混乱しました。
よくなりたい。
でも、大丈夫。
その二つが、同時にそこにあるように感じたからです。

 

■そっと時間を戻す問い

それで、こんなことを聞いてみました。
「ご病気をされる前は、日常生活は両手でやることが多かったですよね」
少し沈黙があって、ご利用者様は、こう言われました。
「あ、忘れてました」
「そうでしたね」

 

■生活を守るための選択

片手でできるようになることは、生活を続けていくために、
必要な選択となる場合もあります。
できる側を使って、生活を守ってきた時間でもあります。

 

その一方で、麻痺側の手のことや、両手でしていた暮らしや感覚が、
少しずつ、思い出されない場所に、置かれていくことがあります。

 

■体が思い出していく瞬間
リハビリの中で、麻痺側の手への感覚や、両手を使った課題をしていると
ふと、こんな言葉が出ることがあります。

 

「なんか……ここにある感じがします」
「さわってるのが、少しわかります」
「あ、懐かしい感じがする」
「前は、こんなふうに手を使っていました」

 

大きな動きではありません。
でも、その変化に、ご本人が一番驚かれることが多いです。

 

 

■指を一本ずつ感じるということ
指は5本ありますが、一本ずつ触れられることは、
実はあまり多くありません。
いつの間にか、一本一本を感じる時間は、
少なくなっていきます。
だから、動かす前に、指にそっと触れる。

 

■置く・支える・押さえるという役割
そして、
置く。
支える。
押さえる。
たとえば、
テーブルの上に、そっと手を置く。
紙が動かないように、少し押さえる。

 

 

それだけでも、「感じる時間」や「使われている時間」が、
生活の中に戻ってくることがあります。

 

■「大丈夫」の中にある、もう一つの気持ち
「片手でできているから大丈夫」
その言葉の中に、
「それでも、よくなりたい」
という気持ちが、
そっと隠れていることがあります。

 

もし、麻痺側の手や腕が、ふと気になったとき。
それは、体が、これまでの暮らしを思い出そうとしている合図かもしれません。

2026.02.06

話をしっかり聞いてくれたから ― 体験に来る前の、正直な気持ち ―

いつもブログを読んでくださりありがとうございます。

 

退院後、どこに行ったらいいのかわからなかった」
これは、とてもよく聞く言葉です。

 

病院でのリハビリは終わった。
家にも帰れた。

 

でも、
歩きにくさが残っていたり
疲れやすくなっていたり
外出が少し怖くなっていたり。
腕が重かったり、
手がむくんだままだったり、
肩の痛みが残っていたり。

 

生活の中の困りごとは続いているのに、
相談できる場所がわからない。
そんな状態で、時間だけが過ぎていきます。

 

■「一番、話を聞いてくれた」

別の施設に体験に行かれた方が、こんなふうに話してくださいました。
「いくつか体験に行ったけど、
リハ滋賀さんが一番、話を聞いてくれました。
それに、その場で“自分に合ったこと”をしてくれたのが印象的でした」

 

実はここ、とても大切にしているところです。
私たちは、最初からメニューを決めません。

 

今どんなことで困っているのか。
何が不安なのか。
どんな生活を送りたいのか。
まず、そこを聴くところから始めています。

 

■「話をしっかり聞いてくれたから、体験を受けようと思った」

長年ご利用されている方が、ある日このようにぽつりと話されました。

「話をしっかり聞いてくれたから、
体験を受けてみようと思いました」

技術の話より先に。
説明より先に。
“ちゃんと話を聞いてもらえた”。
それが、最初の一歩だったそうです。

 

■言葉にならない違和感を、一緒に整理する

体験を終えた方からは、こんな声もよくいただきます。
「話を、しっかり聞いてもらえました」
「ちゃんと自分の体を見てもらえた、って感じました」
「自分でも言葉にならなかった違和感や、
困っていることを、代わりに表してくれた気がしました」

 

私たちが大切にしているのは、
動きだけを見ることではありません。
その人が感じている違和感。
うまく説明できない不安。
生活の中での小さな困りごと。

 

“まだ言葉になっていない部分”を、
一緒に整理するところから始めています。

 

■歩きだけじゃない。腕や手の困りごとも

体の悩みは、歩きだけではありません。
・肩に亜脱臼があって腕が重たい
・麻痺側の腕がぶら下がる感じがして不安
・手をどう使っていいかわからない
・本当は、もう一度“手を使って生活したい”
そんな声も、とても多いです。

 

体験の中でよく聞くのは、
「腕がこんなに重かったんだって、初めて気づきました」
「手のこと、ちゃんと見てもらえたのは初めてでした」
という言葉。

 

歩けていても、
腕や手が“置き去り”になっている方は少なくありません。
私たちは、
歩きだけでなく、
肩の位置、腕の重さ、
手の感覚や使い方まで含めて、
その人の“生活の体”として見ています。

 

物を押さえる。

スマホを持つ。
お盆を運ぶ。
服を整える。

そして何気なく顔をさわる。

 

そうした日常の動きの中で、
もう一度、手が「自分のもの」になっていく。
「歩けるようになる」だけでなく、
「手を使って暮らしたい」。
その気持ちも、私たちは一緒に大切にしています。

 

■体験に来るの、みんな迷っています

そして、ほとんどの方が正直に話してくださるのが、
「体験、来るの…迷いました」
・無理にすすめられたらどうしよう
・断りにくかったら嫌だな
・自費って聞いて、正直ひるんだ
そんな気持ち、当たり前だと思います。

 

■無料カウンセリングは「決める場」ではありません

だからリハ滋賀では、
体験の前に「無料カウンセリング」を行っています。
来店でも、
お電話でも、
メールでも。

 

ここでは、契約の話はしません。
今の体のこと。
生活の中で困っていること。
うまく言葉にできない違和感。
まず、それを一緒に整理する時間です。

来店の場合は、事前にご連絡をいただければ、
その方のためにきちんと“時間の枠”を取っています。

 

■体験は「お見合いみたいなもの」

体験についても、よくこうお伝えしています。
「体験は“お見合い”みたいなものです。
ご本人に合うかどうか、見てもらう時間です。
無理にすすめることはありません」

 

実際、3回の体験が終わったあとも、
「いかがなさいますか?」
と、こちらから必ず確認します。

続けるかどうかは、ご本人の意思を尊重させていただきます。

 

■お問い合わせについて

もし今、
「歩けてはいるけど、なんとなく不安」
「このままでいいのかな」
「手を、もっと使って暮らしたい」
そんな気持ちがあれば、
いきなり体験じゃなくて大丈夫です。

 

無料カウンセリングで、1お話を聞くこともできます。
ご連絡は、
・お電話
・ホームページのお問い合わせフォーム
どちらからでも大丈夫です。

 

来店でのご相談をご希望の場合は、
事前にご連絡いただければ、
その方のためにきちんと“時間の枠”を取っています。

 

決めなくていい。
まず、今の状態を一緒に整理するところからで大丈夫です。

 

2026.02.03

歩けているのに、歩けなくなっていく人たち ―それは体からの小さなサインかもしれません―

いつもブログを読んでくださりありがとうございます。

 

装具や杖を使って歩けている。
だから「大丈夫」と思っている。
実は、そう感じている方はとても多いです。

でも現場でリハビリをしていると、
こんな流れをよく目にします。

 

■よくある“静かな変化”

最初は歩けていた。
けれど実際には、
麻痺側に体重が乗れていないまま歩いている。

だんだん転びやすくなる。

外に出るのが怖くなり、
家の中で過ごす時間が増える。

座っている時間が長くなる。

気づいたときには
「前より歩けなくなっている」。

 

派手な悪化ではありません。
少しずつ、静かに進みます。
だからこそ、見過ごされやすいのです。

 

少しずつ転びやすくなり、
外に出るのが億劫になってくると、
家の中で座って過ごす時間が増えていきます。

これは、実際によく見かける変化です。

 

 

■なぜ、そうなってしまうのでしょうか

麻痺側に体重が乗らないまま歩いていると、
無意識に“元気な側”だけで頑張る歩き方になります。

 

すると体の中心がずれたまま動くようになり、
とっさの一歩が出にくくなって、
ちょっとした段差や方向転換でも転びやすくなります。
また、頑張る歩き方が続くことで
足や体に余計な力が入りやすくなり、
少しずつ足の形が変わってきたり、
今まで合っていた装具が合わなくなってくる方もいます。

 

そうなると、
「歩くのがしんどい」
「怖い」
「外に出たくない」
という気持ちが強くなり、
動く量が減ってしまう——
そんな流れにつながっていくことも少なくありません。

 

■「歩ける」と「体がうまく使えている」は違います

杖や装具で歩けていても、
・麻痺側に乗れていない
・体重移動が片側だけ
・感覚が入りにくい

 

こうした状態が続くと、
身体のバランスは少しずつ崩れていきます。
見た目は「歩けている」。
でも身体の中では、
真ん中がずれ続け、無理な使い方が積み重なっていることがあります。

 

■大切なのは、“歩けなくなってから”ではなく、“歩けている今”

多くの方が、
「もっと悪くなってから考えよう」
「今は歩けているから」
そう思われているかもしれません。

 

でも本当に大切なのは、
歩けなくなってから対処することではなく、
歩けている今、体の使い方を見直すこと。
小さな違和感のうちに整えてあげることで、
その先の転倒や活動量低下を防げるケースは少なくありません。

 

■今の歩き方、少しでも気になったら

・最近つまずきやすい
・麻痺側に体重が乗っていない気がする
・歩くと疲れやすい
・外に出るのが億劫になってきた

 

もしこんな感覚があれば、
それは体からの小さなサインかもしれません。

 

今の歩き方が、少しでも気になったら。
今のからだの状態を知るだけでも大丈夫です。
どうぞお気軽にご相談ください。

2026.01.29

歩く距離は伸びた。でも、何かがちがう。

いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。

今回お話しするのは、
脳卒中後のリハビリを経て、日常生活は送れていて、
歩く距離も少しずつ伸びてきた方です。

 

けれど最近、
「なんだか歩くのがしんどくなってきて…」

 

そんな違和感をきっかけに、体験に来られました。

 

■歩けるようになった。でも、しんどくなった

歩く距離は、少しずつ伸びてきました。

けれど最近、
・歩くことが前よりしんどくなってきた。

・非麻痺側ばかりが頑張っている感じ。

・歩き終わると、非麻痺側だけがすごく疲れる
・なんか、前とちがう。

そんな違和感が続いていました。

 

■動画に映った、自分の姿

ある日、
家族に歩くところを動画に撮ってもらい、見てみました。
まっすぐ立っているつもりだったのに、
姿勢がねじれている。
よく見ると、
身体全体が非麻痺側に傾いたまま動いていました。

 

■できているはずなのに

できているはずなのに。
良くなっているはずなのに。

なんでだろう。

 

無意識のうちに非麻痺側に力が入り、
身体全体が傾いたまま動いていたのかもしれません。

 

自分ではまっすぐ歩いているつもりでも、
身体は、別の動きを覚えていたのかもしれません。

 

■気づきは、外からやってくることもある

こうした変化は、
本人よりも、外から見たほうが
気づきやすいことがあります。

 

実際に体験された方から、
こんな言葉をいただくことがあります。

「自分じゃ気づかないことがわかってよかった」
「原因がわかって安心しました」

 

動画に映った自分。
誰かの視点。

その小さな「気づき」が、
これからの動きを変えるきっかけになることもあります。

 

■その違和感は、見直すタイミングかもしれません

歩く距離が伸びることと、
身体の使い方が整うことは、
必ずしも同じではありません。

その違和感は、これまでの動き方を、
そっと見直すタイミングなのかもしれません。

お問い合せはお電話でも承っております。
下記の電話番号までお気軽にお問い合わせください。

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