脳梗塞リハビリステーション滋賀

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 ブログ

2025.03.14

輪ゴムを使って指のトレーニング

滋賀県守山市にあります保険外リハビリサービス「脳梗塞リハビリステーション滋賀」の小林です。

 

先日お越しになられた方は脊髄のご病気の後遺症のため、「指の細かい動きができない」ことがお困りでした。

「感覚がわからなくて、細かい物がつかみにくい。」とのお話でした。

しかし、上肢や手指の筋力検査をすると筋力低下がみられました。

特に、手の内在筋の筋力低下が上肢と比べると著明でした。

手の内在筋は手指の細やかな動きをするときの運動・感覚面から重要なな筋肉となっています。

 

そこで、体幹や上肢を整えた後、輪ゴムを使用し手の内在筋のトレーニングをしました。

輪ゴムを使用して、指を曲げたり、伸ばしたり、閉じたり、開いたりすると、ゴムの力で運動がわかりやすくなります。

また輪ゴムは手に入りやすいので、ご自宅での練習も行いやすいです。

 

この日は、「小さなペグ10本を穴に差し込む」ことを評価といたしました。

リハビリ前のタイムは「34秒」でしたが、リハビリ後は「26秒」とタイムが「8秒」縮まりました。

「なんか最初よりやりすくなっている!」とご利用者様は喜ばれました。

「輪ゴムで動きやすくなるなんてびっくりだね。」

「これなら家でできるからやるね。」と仰ってくださいました。

ご自宅で行う際は、輪ゴムがきつすぎたり、長時間練習を行うと輪ゴムの痕がついてしまうのでそこは注意することをお伝えしました。

 

「簡単」にできることならご自宅でも行いやすい。

「輪ゴムを使った指のトレーニング」のいいところですね。

 

ご自宅でのリハビリは「簡単」「行いやすい」ことが「続けやすい」「継続」につながりやすいと最近感じます。

また、このような「簡単」で「行いやすい」ものを機会があればご紹介いたしますね。

2025.02.25

おかげさまで残り1名様です

滋賀県守山市にあります保険外リハビリサービス「脳梗塞リハビリステーション滋賀」の小林です。

 

昨日までの寒さが和らぎ、今日は日差しのぬくもりを感じる日でした。

 

昨年12月からはじまりました

「体験4回11,000円」

「先着10名様限定」

「2月28日まで」の冬のキャンペーンがおかげさまで残り1名様となりました。

ありがとうございます!

 

この「体験4回11,000円」のキャンペーンはこの期間が終了すると残念ながらばらく行う予定はございません。

ご興味がある方は、ぜひお気軽にお問合せくださいませ!

 

2025.02.19

人は寒さに弱いです

滋賀県守山市にあります脳梗塞リハビリステーション滋賀の小林です。

今週は寒い日が続きますね。

ご利用者様も「骨の髄までしみわたる寒さ」と表現していました。

 

さて、人の皮膚には温度を感じるとるセンサーがあります。

温かさを感じる「温点」と冷たさを感じる「冷点」です。

人体表面の冷点の分布密度は8~23/㎠、温点は1~6/㎠。

冷点の方が温点よりも数倍多いことがわかります。

(日本経済新聞社 「寒さ」と「暑さ」人間が弱いのはどっちより引用)

 

こちらの図は温点と冷点の分布図です。

体中に冷点が沢山分布していますね。

また、顔や胸、お腹、背中に冷点が多くこの部分が寒さに弱いことがわかりますね。

温点よりも冷点が多いということは、人は寒さに弱いと言えますね。

 

寒いときに、活躍するのが使い捨てカイロ。

冷点の多いお腹や背中には使い捨てカイロで温めることができます。

 

鍼灸師の草川さんのおすすめの場所は

首にある「大椎」

(ウェザーニューズより引用)

 

お腹には「関元」

(ウェザーニュースより引用)

 

使い捨てカイロを使用されるときは、

肌には直接貼らない。

②就寝時には使用しない。

③布団の中や暖房器具の併用は高温になるため使用しない。

④糖尿病など、温感および血行に障害のある方は使用しない。

⑤熱すぎると感じたときはすぐに使用を中止する等の注意事項があります。

使用前に、お使いになる製品の注意表示を必ずよくお読みください。

 

寒さは2月24日頃まで続くみたいです。

衣服の重ね着、使い捨てカイロの使用、暖房を使用しての温かいお部屋作り、そして軽い運動をして寒い冬を元気に乗り切っていきましょう!

2025.02.07

残り3名様で終了です。

滋賀県守山市にあります保険外サービス「脳梗塞リハビリステーション滋賀」の小林です。

昨年12月~2月末までのキャンペーン「先着10名様限定特・別体験4回11,000円」の残りの枠が3名様となりました!

 

「前から気にはなっていたけど、今回のキャンペーンをきっかけに来てみようと思いました!」

「前からは知っていたけど、今回、キャンペーンを知って問い合わせしようと思いました!」

このように、キャンペーンをきっかけにお問合せや体験プログラをご利用されてる方のお声をいただいております。

 

先日、12月に体験プログラム終了し、その後「集中リハビリプラン」をご利用の方から

「この前お散歩仲間に『前より歩き方が綺麗になったけど、何をしたの?』と言われたよ。」

「自分でも最近歩きやすいなと思っていたけど、他の人から褒められるとうれしいよね。」とのお話がありました。

 

今回のキャンペーンは残り3名様の枠が埋まりますと、2月末を待たずにキャンペーン終了とさせていただきます。

ご興味をお持ちの方はこの機会にぜひお気軽にお問合せ下さいませ!

 

 

2025.01.29

なんとなくわかるようになった!

滋賀県守山市にあります保険外リハビリサービス「脳梗塞リハビリステーション滋賀」の小林です。

脳卒中の後遺症で「感覚障害」「低緊張」の方は非常に多くみられます。

 

今回お話するご利用者様も上肢や手が「だらん」「ぶらぶら」した「低緊張」とご自身の上肢や手がどこにあるかわからない「感覚障害」があります。

 

「肩や手が全然動かないし、どこにあるかわかならい。」と初めてお会いした時にそう教えてくださいました。

こちらで上肢や手を触っても「わかならい。ごめんさない。」と答えられました。

 

色々試しましたが、この方には手からの感覚情報がとても効果的なことがわかりました。

よく行う、タオルで指をこするだけではなく自分でペットボトルを握ることがとても効果的でした。

そこで、こちらに来られた時だけではなく、ご自宅でもペットボトルを握ることを行ったいただきました。

 

最初は、「握る」ことは難しかったため、ペットボトルが手に馴染むところからはじめました。

そのうちに、馴染むところから徐々にペットボトルを「握る」ことができるようになってきました。

ペットボトルを握ると、麻痺側の三角筋も「きゅっ」と収縮が入るようになってきました。

 

初めてから2か月ほどたった先日には「なんとなくだけど、最近肩や腕、手の位置がわかりようになったよ。なんとなくだけど。」と教えてくださいました!

「まったく、全然わからない」から「なんとなくわかる」になったのはうれしいともお話なさいました。

 

また、この日はペットボトルを「握る」だけではなく「指を離す」動きも出てきました!

「上肢・手」と「脳」が少しずつ繋がってきた印象をうけました。

 

「地道だけどこつこつ続けることは大切だね。」とこの日のリハビリが終わった時にしみじみとおっしゃいました。

 

リハビリは時間がかかったり、効果が思うようにでないときも多々あります。

特に、「感覚障害」と「低緊張」がある上肢・手は効果がでるために時間がかかることがあります。

そういうときこそ、「地道」だけど「続ける」ことが大切と感じます。

 

これからも皆さまに喜んでいただけるような「鍼灸・リハビリサービス」を提供できるようスタッフ一同がんばります!

 

まだまだ、寒い日が続きますが寒さ対策をしっかりして、お体を大切にお過ごしください。

 

お問い合せはお電話でも承っております。
下記の電話番号までお気軽にお問い合わせください。

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