2024.11.29
ご家族様も一緒に
滋賀県守山市にあります脳梗塞リハビリステーション滋賀の小林です。
先日ご利用者様のご家族様からこのようなご依頼がありました。
「ちょっと前なのですけど、ベッドに座る時に、床へ尻もちをついてしまったのですが、立たせるのが大変でした。」
「家族でもできる床からの立ち上がりのやり方を教えてほしいです。」
そのため、この日はご家族様と一緒にご利用者様にあった床からの立ち上がり方を行いました。
ご利用者様ができること、介助する場所やポイントをご本人、ご家族様と一緒に確認しながら床からの立ち上がり動作を実施いたしました。
ご家族様は「こんなに楽に立たせられるのにびっくり!」
ご本人様は「楽に立てたから、もう一回練習しよう!」と再度自分から床に座り、立ち上がりの練習をはじめられました。
床に尻もちをつかないことが一番いいのですが、起きてしまうのも現実です。
前職で訪問リハビリに携わっていた時にもご自宅で尻もちをつかれる方は多かったです。
ついつい力まかせにやってしまいがちですが、そうするとお互いが大変です。
いざという時のために、効率的な動作を練習しておくことも大切ですね。
当施設では、ご家族様に介助方法をお伝えすることもしております。
「こんな時はどうしたらよいのか?」ということがございましたら、お気軽にご相談くださいませ!
2024.10.23
「また会いたい」
滋賀県守山市にあります保険外リハビリサービス「脳梗塞リハビリステーション滋賀」の小林です。
ご利用者様からうれしいお話がありました。
ご利用者様は元々お友達とおでかけをするのが大好きでした。
脳卒中をされてからは外出をすることをやめてしまいました。
「脳卒中になって、こんな姿になってみっともない。」
「こんな姿を友達に見られたくない。」
「だから外にはでたくない。」と当施設を利用された当初はそのようにお話をされていました。
しかし、「いつかまた友達とおでかけしたい。」「好きな海外旅行にいつか行きたい。」とのご希望もありました。
介護保険と当施設のリハビリをそれぞれ週2回でつづけたところ、屋外での移動が車いすから杖歩行へと可能となりました。
その頃、ご家族様と1泊の旅行に行かれました。
そして、今回はご自身からご友人に連絡とり、何年かぶりにレストランで会食を楽しまれました!
「行く前は不安な面もあったけど、レストランの中の移動も一人でできた!」
「家とレストランのトイレは手すりの位置とか違うから心配だったけど、大丈夫だったよ!」
「久しぶりに会ったからお互い知らないことが沢山あった。」
「おしゃべりもたくさんできて、楽しい時間をすごせたよ!」
「また近いうちに集まろうねと約束したの!」
と笑顔でその時のことをお話してくださいました。
いつも服装に気遣うおしゃれなご利用者様ですが、このお話をしてくださった日は一段と素敵なお洋服をお召しになられていました。
「レストランに行ったら、もう少しおしゃれな恰好にすればよかったと思ったの。これからは普段から洋服や髪型に気を配るね。」ともお話をされました。
ご友人と「また会いたい」
「だから今よりも上手に歩けるようになって、その姿をみてもらいたい。」がご利用者様の目標になりました。
「こんな姿を見られたくない。」「外にでたくない。」から「また会いたい。」へ。
ご利用者様の前向きで柔らかな心の変化に私たちスタッフ一同も本当にうれしいです。
これからもご利用者様に喜んでいただけるようなサービスを提供できるようスタッフ一同がんばります!
2024.10.17
お箸を持つために鍼灸でできること
滋賀県守山市にあります保険外リハビリサービス「脳梗塞リハビリステーション滋賀」鍼灸師浅野です。
先日、ご利用者様から鍼灸前のカウンセリング時に「もう少し指が伸びたら上手くお箸がつかみやすい」とお話をされました。
その動きを見ながらリハビリスタッフと注目・共有したのは「虫様筋」です。
虫様筋は、手の人差し指から小指までの指の付け根を曲げながら、指の第一、第二関節を伸ばすという複雑な動きをします。
手や指を機能的に使うため大切な筋肉です。
虫様筋の動きや解剖をリハビリスタッフと確かめながら虫様筋にお灸を自分で試してみました。
すると手が軽くなりびっくりしました!
先ほどのご利用者様にも虫様筋にお灸を施術いたしました。
お灸後に「指が伸びています!」というお言葉をいただいた時はとれもうれしくなりました。
リハビリ前と後では指の動きが軽くなったそうです。
リハビリ前の鍼灸では硬い筋肉や腱を柔らかくすること、心身ともにリラックスしていただくことで、より効果の高いリハビリが期待できます。
当施設ではご利用者様の状態に合わせて鍼やお灸を用いた施術をさせていただきます。
鍼やお灸が苦手な方もそれ以外の方法でご対応いたしますので、どうぞお気軽にご相談くださいませ。
2024.09.30
身近なもので
滋賀県守山市にあります保険外リハビリサービス脳梗塞リハビリステーション滋賀の小林です。
「家で手のリハビリしたいのだけど、何か特別な道具は必要なの?」
このような質問をご利用者様から伺います。
今回は実際にリハビリで使って「いいな!」と思ったものをご紹介させていただきます。
それは有名な清涼飲料水メーカーさんのコーヒーのペットボトルです。
ペットボトルも色々ありますが、①形が手にフィットしやすい②重さが重すぎない(水が満タンに入っていても約290g)③やわらかい④形状が指にも感覚入力しやすい等がおすすめの理由です。
こちらのペットボトルですと、力が入りにくい方でも力が入れやすく、握っている感覚がわかることが分かりやすくなることもみられます。
また、水を満タンに入れておくと、握ったときにペットボトルがへこみ、握るのをやめた時はペットボトルが元の形に戻ります。
そうすると運動の結果に対してのフィードバックが得やすくなります。
ご利用者様からも「握りやすい」「力が入れやすい」「形が手になじむ」「ペットボトルがへっこんだり、もとに戻ったりする感覚が楽しい」「軽いから持ちやすい」等喜ばれています。
また機会がありましたら実際にリハビリで使用してご利用者様が喜ばれた身近なものをご紹介いたしますね。
2024.09.27
料金プランリニューアルのお知らせ
2019年4月のオープン以来、沢山の方にご利用いただき誠にありがとうございます。
「自費リハビリを利用したい!」でも初期費用を押さえたい、もう少し短い時間がよいというお声を今まで沢山いただいておりました。
そこで、皆様にとってよりご活用していただけるよう、脳梗塞リハビリステーション滋賀では料金プランをリニューアルすることといたしました。
新しい料金プランは2024年10月1日にホームページでご案内させていただきます。
(2024年9月30日まで当施設をご利用の方の変更はございません。)
今までよりも当施設のプランが「選びやすく」なることで皆様のお役に立てれば幸いです。
今後ともよろしくお願いいたします。
お問い合せはお電話でも承っております。
下記の電話番号までお気軽にお問い合わせください。
脳梗塞リハビリステーション滋賀
077-514-2255
受付時間 9:00-18:00 [ 土・日除く ]