脳梗塞リハビリステーション滋賀

077-514-2255

 ブログ

2025.08.07

脳卒中後、忘れていたマヒの手を思い出した

滋賀県守山市にあります自費リハビリ施設「脳梗塞リハビリステーション滋賀」の小林です。

「正直、だますような形で連れてきたんです。」

体験当日、ご家族様は少し困ったように、でも正直な思いを打ち明けてくださいました。

ご本人様は、脳卒中の後遺症で片麻痺があり、日々の生活も大変な中、リハビリに対して前向きな気持ちにはなれていなかったそうです。

でも、リハビリの体験で関わったスタッフとのやりとりや、初めて聞くような話の中に、何かが残ったようでした。

 

■少しずつ変わってきた、日々の中で

その日を境に、生活の中で少しずつ変化が見られはじめたといいます。

「食事のことも、自分なりに気をつけてみたり、
あまり言わないけど、何か気持ちの面で変わったような気がするんです」

とご家族様。

家に帰ると、そっとマヒしている手を動かしてみる。
これまであまり使おうとしなかった手を、自分から“もぞもぞ”と動かそうとする姿があったそうです。

 

■その変化を話すご家族様の表情が、すべてを物語っていました

話してくださるご家族様の表情は、少し驚いたようでもあり、
どこかホッとしたような、うれしそうな笑顔でした。

「手を使うことを、思い出しているのかもしれません。」
と、そっとつぶやかれたその言葉が、忘れられません。

 

■リハビリは、ただの「訓練」ではないと教えてくれた

リハビリの方法や技術ももちろん大切です。
でもそれ以上に、ご本人の気持ちが動く瞬間が、
本当の“回復”につながるのではないかと、私たちは思います。

「前に進んでもいいかもしれない」
その小さな気づきが、手を動かすという行動につながり、
暮らしの中で少しずつ形になっていく──

このエピソードは、それを私たちに教えてくれました。

 

■もし、いま「一歩目」が踏み出せずにいるなら…

ご本人様が乗り気でないとき、
リハビリを始めることそのものが、ハードルに感じることもあります。

でも、最初の一歩は「気づき」や「感情」からでもいい。
私たちは、そんな「心が動くリハビリ」を大切にしています。

 

「あの時、体験だけでも来てみてよかった」
そんなお声をたくさんいただいています。

ぜひ、ご本人様が安心して踏み出せるように。
ご家族様の「どうしたらいいのか分からない」というお気持ちにも、丁寧に寄り添います。

 

まずはお気軽にご相談ください。

🟡 移転記念体験リハビリキャンペーン
🟡 先着8名様限定/8月31日(土)まで受付→残り5名様
🟡 ご相談・体験だけでも大歓迎です。無理な勧誘は一切ありません。

▶ ご予約・お問い合わせは
【ホームページの問い合わせフォーム】または【お電話】にてどうぞ
📞 077-514‐2255受付時間:9:00〜18:00/月~金)

 

お問い合せはお電話でも承っております。
下記の電話番号までお気軽にお問い合わせください。

脳梗塞リハビリステーション滋賀
077-514-2255
受付時間 9:00-18:00 [ 土・日除く ]