2025.06.26
「もう無理だと思っていた」 3度目の脳梗塞を越えて、外へ踏み出せた。
滋賀県守山市にある、自費リハビリ施設「脳梗塞リハビリステーション滋賀」の小林です。
今回は、脳梗塞を3回経験された50代の男性が、「いやいや来た。」リハビリ体験から、4ヶ月後外出や買い物ができるようになり、笑顔まで取り戻された変化をご紹介します。
「もう、これ以上は良くならないかもしれない。」
3度目の脳梗塞を経験したとき、そう思ったそうです。
6ヶ月の入院生活。
杖をついて歩けるようにはなったものの、麻痺側の腕は重たく、思うように動かない。
退院後も外来リハビリを続けたものの、なかなか変化を感じられず、日々、苛立ちが募る毎日だったと言います。
ある日、転倒してしまったのをきっかけに、ご家族様が見かねて、当施設の体験を申し込まれました。
正直、ご利用者様は「しぶしぶ」「いやいや」来られたそうです。
姿勢や歩行を観察すると、ご年齢の割には、円背が強く、麻痺側の肩が下がっていること、腕も重そうで、だらんとした印象をうけました。
麻痺側の腕の重さを少しサポートするようにすると、姿勢の伸びと、歩行時の麻痺側の足の出しやすさがみられました。
ここから、麻痺側の腕の重さが歩き方や姿勢に影響していることが、わかりました。
まずは全身の関節や筋肉の緊張を、鍼灸とリハビリでやわらかく。
そのうえで、麻痺側の腕の重さを軽減し、体幹の左右の対称性やバランスを整え、麻痺側の足にも体重をのせやすくするリハビリを行いました。
初回体験のあと、ご利用者様は、すっと立ち上がり、「歩きやすい」と。
それを見て、ご家族様も驚き、そして喜ばれました。
その後は、リハビリと鍼灸を継続。
4ヶ月が経った今、なんとご利用者様は、ご家族様が知らないうちに、ひとりで買い物へ行くようになったのです。
最近ご家族様は、こう話してくださいました。
「家にこもってばかりで、どうしてあげればいいか悩んでいました。」
「今は、自分で買い物にも出かけてくれて、表情も明るくなって…。」
「最近では“いい笑顔するね”って、知人にも言われたんです。前はそんなことなかったのに。」
ご本人の変化に、ご家族様も心から喜んでおられるのが伝わってきました。
小さな「できた」が積み重なり、
歩けること、外に出られること、そして笑顔が増えること。
私たちは、そんな一歩一歩を、これからも大切に支えていきたいと思っています。
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