2024.12.28
今年の振り返り
脳梗塞リハビリステーション滋賀の小林です。
今年も残すところあとわずかですね。
今年は何を考えて臨床に取り組んでいたかを振り返ったところ
「どのようにしたら、感覚が入りながら、ご利用者様が自分でアクティブに動けるようになるのか」でした。
最近は、手のリハビリで試してよかったことは、手で物を触りながら動きを入れることです。
例えば、お茶碗みたいな形のものを逆さにして、麻痺側の手で触ります。
指がものに馴染むよう、フィットするようにしていくと、指や手に物が密着します。
密着するまで、20分くらいかかる時もあります。
密着したら、手首の背屈や撓屈、尺屈の動きを入れていきます。
そこから、テーブルをぐるぐるとワイピングしていきます。
テーブルをワイピングしているときは、三角筋のトーンをあがってきます。
麻痺側の肩が落ちているのが改善し、肩の位置が左右整う方もいらっしゃいます。
動きの後は手首の安定や、指の伸びやすさが見られてきます。
ある方は「曲がっていた指が伸びてる!」と喜ばれました。
またある方は「手首が安定してきたから、指が動かしやすいです。」「パソコンの打ち間違いが減ってきたし、入力スピードも速くなってきました。」と仰られました。
「ただ、手首を動かしたり、指を伸ばしたりするよりも、物をもってやった方が断然いいです。」と教えてくださるご利用者様もいらっしゃいました。
今年もご利用者様から沢山のことを教えていただきました。
手や足の感覚と運動をつなぎ合わせることもその一つです。
年内の営業は昨日12月27日(金)が最終日となりました。
年末年始の休業日は12月28日(土)~1月5日(日)
1月6日(月)より通常通りに営業いたします。
来年も多くのご利用者様に喜んでいただけるようスタッフ一同精進いたします。
皆さまもどうぞ良いお年をお迎え下さいますことを心よりお祈り申し上げます。
お問い合せはお電話でも承っております。
下記の電話番号までお気軽にお問い合わせください。
脳梗塞リハビリステーション滋賀
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