脳梗塞リハビリステーション滋賀

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 ブログ

2020.04.17

脳卒中後遺症以外の方でも

滋賀県守山市にあります保険外リハビリサービス「脳梗塞リハビリステーション滋賀」の小林です。

当施設は脳梗塞、脳出血等の「脳卒中」後遺症でお困りの方だけではなく「痛み」「痺れ」「動きにくさ」等でお困りの方もご利用いただいております。

 

先週、体験に来ていただいた方が今週もお越しになりました。

 

ご高齢の女性の方で、お困りのことは

「畑や家事動作の時に腰や両方の足の付け根が痛くなること」

「うがいをするときに上を向くと、両方の足の付け根がピーンと突っ張る」とのことでした。

お話を伺うにつれて「動くときに少しでも楽に動きたい」との思いがひしひしと、こちらに伝わりました。

 

加齢による骨の変形及び、農作業を長年されたためか、円背が非常に強い姿勢でした。

しかし、それより気になったのが、体や足の筋肉が縮こまっていて、上手に使えていない印象を受けました。

 

円背が強いとそこに目がいってしまいます。

円背があると、重心移動を起こすときに不利なこともあります。

しかし、加齢による骨の変形を脊柱本来の「生理的弯曲」に戻すことは難しいです。

またセラピストが無理に円背を伸ばそう、戻そうとしてしまうと、体を傷つけてしまう場合もあります。

 

「円背があっても、その人のお体なりに、筋肉を使いやすくすること。」

「そのためには、硬くなりすぎている、短くなりすぎている筋肉を柔らかく、適切な長さを作り、活動を入れていくこと

これらを大切にして、リハビリを行いました。

 

リハビリの姿勢時の姿勢も、少しでも筋肉が伸びやすくするために、側臥位や三角マットを使用した半臥位で行わせたいただきました。

 

リハビリ後に

「こんな風に立った時に腰が立つと、洗濯物を入れる時や電気をつける時に楽になるね。」

「この前やってもらってから、動く時に楽になったよ。恐々動かなくて、安心して動けるっていいね。」

とのお言葉を頂きました。

 

日常生活や家事動作が楽にできることは本当に大切です。

「痛み」「動きにくさ」がありますと、「動きたい」とは積極的には思いにくいですよね。

それが「億劫だがら動かない」に結びつき、活動量が減少し、おうちに引きこもがちになる、おうちの中でも動かなく、「じっと」しているに状態になりやすいです。

 

ご高齢の方がその状態になると「フレイル(虚弱)」「サルコペニア(筋肉量が減少し、筋力や身体機能が低下している状態)」を引き起こし、生活の自立度が低下しやすくなります。

 

脳卒中後遺症以外の「痛み」「痺れ」「動きにくさ」等でお困りの方もご相談・対応させていただいております。

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