2026.02.20
腕を触らなかったのに、軽くなった日
いつもブログを読んでくださりありがとうございます。
■気になったのは、肩でした
ご利用者様が来られました。
立った姿勢を確認したとき、麻痺側の肩が落ちているのが気になりました。
三角筋に触れて刺激を入れてみましたが、反応は乏しく、トーンも上がりにくい。
どうしたらよいだろう。
この時は、肩のことばかり考えていました。
■立位を見直したときの違和感
あらためて立位を評価しました。
麻痺側の足の位置を少し変えた瞬間、非麻痺側が引っ張られました。
そのとき、思いました。
「あ、これだ。」
見逃してはいけないサインでした。
一見立てているように見えます。
しかし、非麻痺側の股関節は外旋で固定され、その脚だけで体を支えている状態でした。
麻痺側は立っているようで、
十分に“支える側”に参加できていなかったのです。
■下から整える
非麻痺側だけでがんばって支えている状態を整え、
麻痺側にも、もう一度“支える役割”が戻るように丁寧に関わりました。
そして、立った姿勢のまま、
左右にゆっくり体重を移していきました。
この時、直接麻痺側の肩には触れていません。
■「お、軽い。」
麻痺側の腕を動かしていただくと、
「お、軽い。」
そして、少し不思議そうに、「なんで?」
肩は触っていません。
それでも、腕が軽くなりました。
■立てていることと、使えていること
ご利用者様は言いました。
「立ててるし、歩けてるから、足は問題ないと思ってた。」
立てていることと、本当に使えていることは、少し違うのかもしれません。
ご利用者様から、また教えてもらいました。
触れて、見逃さない。
その積み重ねを、大切にしていきたいと思います。
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