2026.02.17
手からつたわること。
いつもブログを読んでくださりありがとうございます。
■臨床は、やりとり
臨床は、やりとりだと思っています。
私が触れているようで、同時に、触れられている。
ご利用者様の体に触れると、
その日の体の様子が、手から伝わってくることがあります。
■触れることで感じる
思っていたより強い緊張。
体のねじれから生まれる左右差。
じっと固まった体幹。
触れた瞬間に、感じることがあります。
あるご利用者様は、足に触れたとき、いつもより強い力みを感じました。
いつもよりも足先まで力が入り、少し固くなっていました。
あとでお話をうかがうと、その日はご自宅を出る前に、
とても急がれていたとのことでした。
体は、その日の出来事まで覚えていることもあります。
うまく言葉にならない不安。
がんばりすぎている力み。
今日という一日の重み。
手をとおして、その人の「今」がつたわってくる日があります。
■手は、正直
そして同時に、私の状態も手から伝わります。
私が焦っているとき。
「良くなってほしい」と
力が入りすぎているとき。
それも、きっと伝わってしまうかもしれません・
だからこそ、
まず自分を整える。
呼吸を整える。
触れ方を考える。
急がない。
ことを心掛けています。
■触れることには、理由がある
触れることには、理由があります。
・体のアライメントを整える。
・筋肉をモールディングする。
(手でやさしく形を整え、その筋肉が働きやすい状態へ導いていくこと)
・感覚を入れる。
・感覚と運動のループをつくる。
そうすることで、
無理のない、効率的で楽な動きにつなげていきます。
■安心すると、体は変わる
でもそれは、
ただ動きをつくるためだけではありません。
触れていると、
その人の力みが少しずつゆるむ瞬間があります。
安心すると、体は余計な力を手放しはじめる。
力みがゆるむと、本来の動きがあらわれてきます。
■触れるというやりとり
触れるということは、動きを整えることでもあり、
安心を届けることでもあります。
臨床は、一方通行ではありません。
触れるというやりとりの中で、体は少しずつ変わっていきます。
そのご利用者様との時間を、これからも大切にしていきたいと思います。
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