2025.12.26
「帰ってきたらクタクタで…ストレッチする気力が出ない」
滋賀県守山市にあります自費リハビリ施設「脳梗塞リハビリステーション滋賀」の小林です。
お仕事を続けながら、長年通ってくださっているご利用者様。
「ストレッチをした方がいいのは分かっているけれど、
家に帰るとクタクタで…」
在職中の方から、この言葉をよくお聞きします。
そんな背景の中で、
「続けられるリハビリ」をどうつくるか——
今回は、その取り組みの一場面をご紹介します。
T様はお仕事を続けながら、リハビリにも前向きに取り組まれているご利用者様。
現在も、長年ご利用を継続されている方です。
仕事から帰ってくると、体も心もクタクタ…。
「ストレッチした方がいいのは分かっているけれど、家に帰ると何もしたくなくなってしまう」
そんなお気持ちを率直に話してくださいました。
麻痺側の指には硬さがあり、本来であれば継続したケアが望ましい状態。
しかし、
・仕事で疲れている
・家に帰ると気力が残っていない
・身体の状態的にも負担が大きい
という現実があります。
「やれない=頑張りが足りない」わけではなく、
いまの生活のリズムに、方法が合っていないだけ。
そこで今回は、無理に負荷をかけるのではなく
「続けられる形」へと発想を切り替えました。
■ 提案したのは「お昼休みに1分だけ」
帰宅後にがんばるのではなく、
「職場で・お昼休みに・1分間だけ」
という取り入れ方をご提案しました。
職場のテーブルと同じ高さにベッドを調整し、
手をテーブル面に軽く預けるようにして、指をやさしく伸ばします。
・力で無理に伸ばさない
・体の重みを“少しだけ”預ける
・呼吸を止めない
・時間は、ほんの1分間。
短いけれど、
“今の体・今の生活” に合わせた、現実的なストレッチです。
■ 最近あらためて感じていること
最近、臨床の中で強く感じていることがあります。
それは、
高い目標が続かないのは、意志が弱いからではない
ということ。
お仕事をしている方の場合、
・仕事で疲れている
・家に帰ると気力が残っていない
・身体の負担も大きい
そんな状況の中で、
「毎日◯分ストレッチしましょう」
「自宅で運動を増やしましょう」
という目標を設定すると、
身体より先に、心が折れてしまうことがあります。
「続けられない=ダメ」ではなく、
・今の生活リズム
・今の体の状態
そこに合っていないだけなのだと思います。
■ スモールステップは「成功体験を積むリハビリ」
今回の 1分間ストレッチは、
・帰宅後 → 昼休みに変更
・長時間 → 1分だけ
・自宅 → 職場と同じ高さで再現
というように、
生活の中に、無理なく落とし込んだ“スモールステップ”
でした。
ストレッチ後、
・指が伸びる感覚にご本人が気づき
・「これならできそう」と言葉が出て
身体の変化を“自分で実感できた”ことが、成功体験 になりました。
成功体験が生まれると、
・もう少し続けてみよう
・次の一歩を試してみよう
という気持ちが、
無理なく自然に生まれてきます。
■ セラピストより
「頑張るリハビリ」よりも、
・暮らしに組み込めるリハビリをどう作るか
ここを、とても大切にしています。
・無理をかけて伸ばすのではなく
・生活に合わせて、続けられる形にする
その積み重ねが、
からだの回復と「自分らしさの回復」につながると感じています。
最近、在職中の方から、
同じようなご相談をいただくことも増えています。
それぞれの暮らしに合わせて、
“続けられる一歩”を一緒に探していけたらと思います。
■同じようなお悩みをお持ちの方へ
・仕事とリハビリの両立がむずかしい
・家ではなかなか続けられない
・毎日のストレッチが負担になっている
そんな方にこそ、
「今の暮らしに合ったリハビリ」
をご提案しています。
まずは体験リハで、
無理なく続けられる“はじめの一歩” を一緒に見つけていきましょう。

お問い合せはお電話でも承っております。
下記の電話番号までお気軽にお問い合わせください。
脳梗塞リハビリステーション滋賀
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