脳梗塞リハビリステーション滋賀

077-514-2255

 ブログ

2026.02.20

腕を触らなかったのに、軽くなった日

いつもブログを読んでくださりありがとうございます。

 

■気になったのは、肩でした

ご利用者様が来られました。
立った姿勢を確認したとき、麻痺側の肩が落ちているのが気になりました。

 

三角筋に触れて刺激を入れてみましたが、反応は乏しく、トーンも上がりにくい。

どうしたらよいだろう。
この時は、肩のことばかり考えていました。

 

■立位を見直したときの違和感

あらためて立位を評価しました。
麻痺側の足の位置を少し変えた瞬間、非麻痺側が引っ張られました。
そのとき、思いました。
「あ、これだ。」

見逃してはいけないサインでした。

 

一見立てているように見えます。
しかし、非麻痺側の股関節は外旋で固定され、その脚だけで体を支えている状態でした。
麻痺側は立っているようで、
十分に“支える側”に参加できていなかったのです。

 

■下から整える

非麻痺側だけでがんばって支えている状態を整え、
麻痺側にも、もう一度“支える役割”が戻るように丁寧に関わりました。
そして、立った姿勢のまま、
左右にゆっくり体重を移していきました。
この時、直接麻痺側の肩には触れていません。

 

■「お、軽い。」

麻痺側の腕を動かしていただくと、
「お、軽い。」
そして、少し不思議そうに、「なんで?」
肩は触っていません。
それでも、腕が軽くなりました。

 

■立てていることと、使えていること

ご利用者様は言いました。
「立ててるし、歩けてるから、足は問題ないと思ってた。」

立てていることと、本当に使えていることは、少し違うのかもしれません。

 

ご利用者様から、また教えてもらいました。
触れて、見逃さない。
その積み重ねを、大切にしていきたいと思います。

 

お問い合せはお電話でも承っております。
下記の電話番号までお気軽にお問い合わせください。

脳梗塞リハビリステーション滋賀
077-514-2255
受付時間 9:00-18:00 [ 土・日除く ]