2023.07.17
水分量と筋肉
滋賀県守山市にあります保険外リハビリサービス「脳梗塞リハビリリハビリステーション滋賀」の小林です。
今年も全国的に暑い日が続き、滋賀県でも暑い日が続いています。
TVでも熱中症に関するニュースや予防に関する情報が増えてきていますね。
熱中症の予防についてはご存知の方も多いと思いますが
①暑さを上手に避けての生活
②こまめな水分補給(身体が一度に吸収できる水分量は200~250mlと言われています)
➂日頃の体調管理
などがあります。
また、体内の水分量の5%を失うと熱中症の症状が現れると言われています。
さて、ヒトのカラダの水分量はどれくらいでしょう
成人男性では体重の60%、女性では55%。新生児では約80%が水分となります。高齢者では50~55%となります。
例えば、体重が60㎏の成人男性は約36ℓの水分が体に蓄えていることになります。
この体内の水分は筋肉に一番多く含まれており、筋肉は水分をためておく「タンク」のような役割があります。(骨格筋の80%は水分で占められています。)
そのため、筋肉量が多いほど体内の水分を保持することができ、脱水になりにくくなります。
反対に筋肉量が少ないと、少しの暑さでも脱水症状になりやすいです。
特に加齢による筋肉量の減少は著明ですので、高齢者の方は特に注意が必要です。
また、暑い季節は屋外で運動することは減ってきます。
このような季節は、エアコンを適切に使用した室内(室温28℃以下)でエクササイズを生活習慣に取り入れたいですね。
例えば、椅子から立ち上がって、座るスクワットであれば朝晩ゆっくり20回。できるときに無理なく行うようご利用者様にはアドバイスをしております。
まだまだ暑い日は続いていきますが、筋力アップとこまめな水分補給でこの夏を元気に過ごして行きましょう!
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