脳梗塞リハビリステーション滋賀

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2021.10.18

経過が長い方でも

滋賀県守山市にあります保険外リハビリサービス「脳梗塞リハビリステーション滋賀」の小林です。

 

今回は当施設をご利用されている発症から20年以上経過している方の「上肢・手」の変化をお伝えしたいと思います。

2020年3月から当施設のご利用を開始されました。

脳卒中を発症されてから20年以上経過され、初めてお会いした時「上肢、手がどんどん硬くなってきている感じがする」とお話をされました。

麻痺側の上肢・手は弛緩状態が強く、亜脱臼も2横指程度みられました。

「だらん」として「重い」「ぶら下がっている」「動かない」上肢、手の印象を受けました。

2020年3月は、麻痺側を下にした半側臥位のポジションで、上肢や指の動きが出現いたしました。

継続して通所されることで少しづつ「上肢・手」が動くようになってきました。

現在は、麻痺側前腕支持で「麻痺側の手で物を持つこと」が可能となってきました。

具体的には「お茶碗を持つこと」や、「両手で本を持ち読むこと」「ハサミを使うとき、麻痺側で紙を持つこと」です。

 

また、両手で物を押すことも可能となりました。

試しに当施設にある歩行器を押していただいたらハンドル操作がスムーズにできました!

 

ご本人様も大変うれしそうで「いつか自転車に乗りたい!」と新しい目標もできました!

 

 

発症から20年以上経過しても、継続していくことで「上肢・手」が動くようになり、できることが増えていくのは本当にうれしいですよね。

 

「左手でどんぶりを持ってごはんを食べたい!」

「また自転車に乗りたい!」

新しい目標に向かって、「比べず、焦らず、あきらめず」でご利用者様と共に歩んで行きます!

 

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