脳梗塞リハビリステーション滋賀

077-514-2255

 ブログ

2021.02.23

痛みでお困りの方のご利用

滋賀県守山市にあります保険外リハビリサービス「脳梗塞リハビリステーション滋賀」の小林です。

現在当施設では、特別体験プログラムのキャンペーンを実施しております。

今回は、キャンペーンをご利用された方の報告をさせていただきます。

 

ご利用者様は、「痛み」が大変強くて困っていらっしゃいました。

左右両方の肘の痛みが強いため、洋服の着脱に時間がかかっている状態でした。

「肘が痛くてたまらない!」「少しでも痛みが楽になってほしい!」

初めてお会いした時にそのようにご利用者様は、お話をされました。

 

ご利用者様は80代の女性の方で大変円背が強い姿勢でした。

 

しかし、座っている姿勢が右に傾ていることが強く印象的でした。

 

ご本人様からの情報で10年程前に左大腿骨頚部骨折をされ、手術をしたことが判明いたしました。

 

姿勢から評価したところ、座っている姿勢は、左のお尻にはほとんど体重がのっていなく、お尻の筋肉も右より痩せていました。

体や骨盤も捻じれているため、筋肉も捻じれてしまっていました。

肘関節を単純に伸ばしたり、曲げたりする動きでは痛みの出現はなく、肘関節の大きな可動域制限もみられませんでした。

しかし、洋服を着る動作の際に必要な、肩甲骨の動きや上肢の動きが充分ではなく、肘の痛みが出現していました。

 

このような評価から、リハビリでは

①座っている状態でも左に体重がのせれるようになるために必要なことの改善及び、左へ体重をのせる練習

②洋服を着る際に必要な肩甲骨や上肢の動に必要なことの改善(痛みの原因となっている筋肉等にもアプローチ

③左右の足均等に体重がのせれるような立ち上がりの練習

これらを行いました。

 

リハビリ後に洋服を着る際に痛みの出現はなく「洋服がいつもより着やすい!」「肘が痛くない!」と喜んでいただけました。

また、姿勢が左右対称に近づいたこと、左への加重を練習したことで、歩くことが速くなっていました。

 

ご本人様にリハビリ前後の画像を見ていただいたところ

「いつもの姿勢よりしゃんとしていますね。」

「もうずっと右へ傾いている姿勢だと思っていたけど、左のお尻に体重をかけると姿勢って良くなるんですね。」

「家でも、左のお尻に体重をかける練習をしますね。」

と、笑顔でお話をされました。

 

 

リハビリの後、担当のケアマネージャー様がいらっしゃいました。ご利用者様の変化に

「いつもより背筋が伸びてる!」と喜んでくださいました。

 

ご利用者様の痛みの原因は、筋肉や関節の硬さだけではなく、「姿勢」も関係していたことがわかりました。

そのことを、ご本人様とケアマネージャー様にお伝えさせていただきました。

 

脳卒中後遺症以外の方もご利用いただけますので「痛み」等でお困りの方もぜひ気軽にご利用くださいませ。

お問い合せはお電話でも承っております。
下記の電話番号までお気軽にお問い合わせください。

脳梗塞リハビリステーション滋賀
077-514-2255
受付時間 9:00-18:00 [ 土・日除く ]