2020.01.24
発症からの期間が長いと、良くならないのですか?
滋賀県守山市にあります保険外リハビリサービス「脳梗塞リハビリステーション滋賀」マネージャーの小林です。
「私の麻痺は6ヶ月過ぎてますけど、よくなりますか?」「もう発症してから数年たっているから、あきらめているけど、変わりますか?」のご質問を
カウンセリング時によく伺います。
運動麻痺の回復には段階的なステージがあると言われてます。
このステージは3つのステージに別れます。
1ststage
残存する皮質脊髄路を促進する期間
急性期から急激に減衰し、3ヶ月まで
2nd stage
皮質間のネットワークの興奮性が高まる時期
3ヶ月をピークに6ヶ月ほど
この6ヶ月以降は続きがあります。
それは、3rd stageです。
このステージは6ヶ月以後も持続して徐々に強化されるシナプス伝達の効率化であると言われています。
脳内には、ニューロンと呼ばれる神経細胞がシナプスを介してつながっていて、ネットワークを作って情報を伝達しています。
シナプスは様々なことを経験したり、学習することで、それを記憶し、変化します。
脳は常に学習していきます。
麻痺側に適切な感覚や運動を入力し、学習していくと新しい回路が作られていきます。
しかし。非麻痺側だけでがんばってしまう動作を継続していくと、その回路がより強く作られてしまいます。
当施設をご利用された方の83%の方は発症から6ヶ月以上の方です。
発症から10年以上の方は17%いらっしゃいます。
麻痺を完全に「良く」することは現代の医療では難しいかもしれません。
また「良く」するためには時間がかかることも多いです。
しかし、今よりも「楽に動ける」「今よりも動きやすい手足」に近づくために「脳梗塞リハビリステーション滋賀」が
お手伝いさせていただければ、幸いです。
お問い合せはお電話でも承っております。
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脳梗塞リハビリステーション滋賀
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