脳梗塞リハビリステーション滋賀

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2025.11.21

「足がくすぐったい」から始まった、麻痺側の足の変化(過敏性と足の準備のおはなし)

滋賀県守山市にあります自費リハビリ施設「脳梗塞リハビリステーション滋賀」の小林です。

 

最近、ご利用者様からこんなお話がありました。

歩くと、麻痺側の足が痛くてつらいんです。

普段は装具をつけて歩いておられる方です。
その言葉の奥には、「このまま歩けなくなったらどうしよう」という不安がにじんでいました。

 

■ 装具を外した“生の足”から見えてきたこと

足を丁寧に見ていくと、次のような状態でした。

足が内反している

指がすこし曲がっている

足首まわりが硬い

足底の張りがとても強い

 

「これでは、歩くたびに負担がかかるはず…」
そう思うと、これまでどれだけ頑張って歩いてこられたのかを感じ、胸が痛くなりました。

 

■ 足の裏を触ると「くすぐったい」

ここから重要な気づきがありました。

 

麻痺側の足の裏に触れると、
「くすぐったい!ちょっと無理です…」
と驚かれました。

タオルで触っても同じ。
生の手でも、軽く触れても、すべて“くすぐったさ”が勝ってしまう。

しかし、反対側(非麻痺側)に同じように触れると
「くすぐったくない」

 

つまり、
麻痺側の足に“過敏性”が起きている状態 でした。

歩くと指が曲がる
お風呂で足がちぢこまる
床に足がつくのが怖い
そんなお話をよく聞く過敏性のタイプです。

 

 

■ 生の手やタオルでは取れない過敏性

そこで今回は、以前手の過敏性で効果のあった方法を思い出し、
手袋(グローブ)をつけて触れる方法 を試してみました。

すると…

「あれ?くすぐったくない」
「でも、触られているのはちゃんとわかる」

 

この反応は、とてもいいサインです。

手袋越しだと、
✔ 過敏さだけがふっと消え
✔ 必要な感覚情報だけが入力される

脳にとって “安心して受け取れる刺激” になるのです。

 

 

■ 足が整ってくると、床が“わかる足”に変わる

手袋をつかって過敏性が落ち着いた状態で、
足裏・指・足底腱膜・踵骨・足首・下腿の動きをていねいに整えていくと…

 

「足が床についているのが、さっきよりわかりやすい!」
と表情が明るくなりました。

 

過敏性がおさまり、
“感じたい情報” が脳に届きやすくなった証拠です。

 

 

■ 足がわかると、立ち上がりも歩き方も変わる

足の準備が整ったあと、立ち上がってみると
麻痺側の足がこれまでよりしっかり体重を受け止められていました。

 

筋活動が戻り、
麻痺側の足を「使える足」として認識できるようになると、
立位が安定し、動きもスムーズに。

 

そして帰り道

ぶんまわし歩行が減り、歩きやすそうに歩かれていました。
迎えに来られたご家族様も、
「今日はいつもより歩きやすそう!」
と喜ばれていました。

 

 

■ 同じような不安を抱えている方へ

足のこと、立ち上がりのこと、
麻痺側の感覚のこと。
気になることがあれば、いつでもご相談ください。
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あなたに合ったアプローチを一緒に見つけましょう。

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